アイヌ先住民問題について

杉田議員の度重なる発信によってこの話題が続いているので、他の方の記事に対するコメントだけではなく、自分の考えとして記述したいと思う。

先ず、日本列島において弥生人は先住民なのかという事がある。明らかに縄文人がいるので個人的に弥生人を先住民と呼ぶには相応しく感じない。ただこれは私見なので学術的にはわからない。

何故そんな話を最初に持ってきたのかといえば、北海道においてアイヌ以前に住民はいなかったのかという話に及ぶからだ。そしてアイヌ以前にも住民はおり、時代を経て血が混じる事で先住民としての立ち位置を得られるのかが一つの争点としてある。そして血の交じりでいえばヤマト人も交じっている可能性があるわけで。

そして何より大きいのは先住民ということは対立軸として後から来た者がいるわけなのだが、アイヌに対峙するのがヤマトで本当によいのかと疑問を呈させて貰う。樺太や千島のアイヌに対してロシア人がという理屈は成る程と思うが、ヤマト人は北海道に行政区を設けなかっただけで、北海道の地で人としての営みをしていなかったとするには微妙なところだという事だ。

結局のところ、日本だったりヤマト人に対する非難の道具としてアイヌが活用されて、被害者アイヌ、加害者ヤマト人という革新左翼が求める構図の為に先住民というワードが安易に使われた弊害かと思う。

それとは別に国会議員である杉田議員が問題提起に相応しいのか、その言動はどうなのかという別の問題もあるし、他者にレッテル貼りして議論自体を成り立たせまいとするとはてブサヨ達の存在もいかがなものかと思う次第。